風呂の窓を開けっ放しにするのは危険!防犯・覗き対策8つを紹介
「湿気がこもってしまうから」「小さな窓だから問題ないだろう」といった理由で、風呂場の窓を開けっ放しにする人は多いでしょう。しかし、風呂の窓は外から見えにくい場所に設置されていることが多く、空き巣や覗きに狙われるおそれがあります。本記事では、風呂の窓の防犯対策を紹介します。
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風呂の窓の防犯対策が重要な理由
風呂の窓に防犯対策が必要な理由は、以下の2つです。
- 空き巣の侵入を防ぐため
- 外から覗かれるのを防ぐため
空き巣の侵入を防ぐため
風呂場は、プライバシーを確保する目的で、表通りから見えづらい場所に造られるケースが多いです。人目につきにくい場所に設置されている風呂場の窓は、空き巣に狙われるリスクが高いため、防犯対策をしっかり講じることが大切なのです。
外から覗かれるのを防ぐため
風呂場の窓ガラスは、目隠しとして基本的にすりガラスになっています。しかし、日中や夜間は中にいる人のシルエットが分かってしまいます。すりガラスだけでは覗きや防犯対策として不十分なため、他の対策を併用して安全性を高めましょう。
風呂の窓の防犯対策8つ
風呂の窓からの侵入や覗きを防ぐための対策には、以下の8つが挙げられます。
- 防犯センサーを設置する
- 補助ロックを設置する
- ブラインド・カーテンを取り付ける
- 防犯フィルムを貼る
- 防犯性の高いガラスに変更する
- 二重窓・内窓を設置する
- 上げ下げ窓・倒し窓に変更する
- 面格子・ルーバー面格子を取り付ける
防犯センサーを設置する
防犯センサーは、人の動きを検知すると警報音や警告灯を発するため、不審者を寄せ付けない環境を作り出せます。照明や防犯カメラと併用すれば、不審者を検知した際に、証拠画像を録画することも可能です。
補助ロックを設置する
補助ロックとは、後付けの鍵のことです。不審者のこじ開けによる侵入を防ぐ効果があります。比較的安価で、簡単に取り付けができるメリットがあります。補助ロックは種類が多いので、窓の開閉方式や使用環境に合ったものを選びましょう。
ブラインド・カーテンを取り付ける
外からの視線対策には、ブラインドやカーテンの取り付けがおすすめです。風呂場は湿気が高く、カビが発生しやすいため、防水性が高いものを選ぶのがポイントです。
防犯フィルムを貼る
防犯フィルムとは、窓ガラスを割れにくくして、侵入を防ぐ防犯アイテムです。ガラスに貼るだけで、簡単に防犯対策ができます。防犯フィルムは、紫外線カットやマジックミラーなどさまざまな機能がついているものがあるため、目的や使用環境に合わせて選びましょう。
防犯性の高いガラスに変更する
泥棒や空き巣の約7割は、侵入に手間取り5分以上が経過すると犯行を諦めると言われています。風呂場の窓ガラスを物理的衝撃に強く割れにくい防犯ガラスに替えることで、高い防犯効果が期待できます。
二重窓・内窓を設置する
二重窓や内窓を設置することで、空き巣がガラスを割るまで時間がかかるため、防犯性が高まります。また、断熱性の向上も期待できます。
上げ下げ窓・倒し窓に変更する
上げ下げ窓や倒し窓は、通常の引き違い窓と比べて開口部分が小さくなり、侵入しにくくなります。ただし、既存の窓の状態によっては変更できない場合があるため、注意が必要です。
面格子・ルーバー面格子を取り付ける
面格子とは、窓の外側に取り付ける金属製の格子のことで、侵入の抑止効果が期待できます。ルーバー面格子は、羽根板を縦あるいは横方向に並べた格子を指し、目隠しにも役立ちます。
風呂の窓は防犯・覗き対策をしっかり取ろう
風呂場の窓は換気や採光に役立つ一方で、空き巣や泥棒の侵入口となったり、外から覗かれてしまったりするおそれがあります。防犯フィルムを貼る、カーテンを取り付ける、防犯センサーや補助ロックを設置するなど、防犯対策をしっかり講じておきましょう。