防犯抑止に役立つ目隠しフィルムのメリットを徹底解説
こんにちは、ダイキチ代表の高木です。
本日は加須市にて資材置き場のガラスに目隠しフィルムを施工させていただきました。
資材置き場ということで大事な工具や道具があります。これらを盗まれたら仕事もできなくなってしまいます。防犯カメラの設置をはじめ、盗まれにくい環境を作ることが重要になります。
今回のブログでは、防犯やプライバシー保護に役立つ目隠しフィルムについて詳しく解説します。目隠しフィルムの基本的な仕組みや種類、選び方を理解することで、自宅の安全性と快適さを向上させる方法もご紹介します。今回の施工写真も載せていますので、ご興味のある方は最後までご覧ください。
目隠しフィルムの基本概要
目隠しフィルムは、窓ガラスに貼ることで視線を遮り、外から中の様子を見えにくくすることができます。主にプライバシー保護や防犯対策を目的に利用され、さまざまな種類や性能があります。
従来のカーテンやブラインドと比較すると、視界の確保と外観のデザイン性を両立しやすい特徴があります。特に都市部や住宅街、商業施設など、外部から覗き見されたくない場所に適しています。現代の住環境では、防犯の観点からも重要なアイテムとなりつつあります。
近年は、断熱やUVカット、遮像など、多機能なタイプも開発されており、多様なニーズに応えることが可能です。自宅だけでなく、オフィスや店舗、車の窓など、多岐にわたる用途があります。利用者は、防犯だけでなく、快適な室内環境や景観の美しさも追求できるため、選び方や設置方法に工夫が必要です。
目隠しフィルムとは何か
目隠しフィルムは、窓ガラスに貼る透明または半透明の薄いシートで、外からの視線を遮断します。素材には、ポリエステルやPVCなどのプラスチックが使われており、貼り付けやすく耐久性も備えています。目隠しフィルムには、曇りガラス調やミラー調、遮像タイプなど、多種多様なデザインがあります。
プライバシーを重視する家庭やオフィスでは、ミラータイプが好まれます。ミラータイプの最大の特徴は「日中は外から室内が見えにくく、室内から外が見える」という点です。室内から外が見えるので圧迫感や閉鎖感も感じません。
一方で自然光を取り入れつつ、しっかり目隠しをしたい場所には、曇り(スモーク)タイプが向いています。目隠しとなるぼかしの濃さも選べるため、目的と室内の採光のバランスを確認しながら慎重に選ぶことが重要になります。
目隠しフィルムは、防犯や快適性だけでなく、断熱やUVカットといった付加機能も持ち合わせており、さまざまなメリットを享受できる優れたアイテムです。
貼り付けはDIYでも行えますが、適切な施工方法や下準備が必要です。自分では貼る自信がないという方はプロに依頼することをお勧めします。
防犯に役立つ仕組み
目隠しフィルムは、防犯面でも非常に効果的です。
まず、外部からの視線を遮断することにより、不審者や盗難者にとって侵入のターゲットにされにくくなります。ミラータイプやスモークタイプ(濃色)のフィルムを貼ることで、内部が見えず、外からも中の様子を把握されにくくなります。これにより、不審者が侵入を躊躇しやすくなります。また、フィルムとガラスが密着することでガラスが割れた際の飛散防止にもなります。こうした仕組みにより、防犯の抑止力と安全性を高めることが可能です。目隠し(プライバシー)フィルムは、空き巣やいたずらの被害を未然に防ぐための効果も期待でき、住宅のセキュリティ向上に役立ちます。近年、日本の治安は急激に悪化しており、多くの家庭や店舗が目隠し(防犯)フィルムの導入を検討しています。
目隠しフィルムの主なメリット
目隠しフィルムは、一般家庭やオフィスにおいて人気のある窓装飾(デザイン)・防犯アイテムの一つです。
目隠しフィルムは、単に外からの視線を遮るだけではなく、防犯や省エネルギー効果も兼ね備えています。ここでは、目隠しフィルムの主なメリットについて詳しく紹介します。
ご自宅や職場に最適なフィルムを選無ことで、生活の質を向上させ、快適かつ安全な環境作りができます。
プライバシーの確保
目隠しフィルムの最大の特徴は、プライバシーを守ることにあります。
外部から室内の様子を見えにくくすることで、不要な視線を遮断し、安心して過ごせる空間を作り出します。交通量の多い道路沿いや隣家が近い場所では、 外からの視線を遮断し、窓の向こう側のプライバシーを守ることが重要です。
フィルムの種類や濃さによって、視認性の調整も可能です。完全に遮断したい場合は濃いタイプを選び、自然な光と景観を楽しみたい場合は薄めのタイプを選ぶと良いでしょう。これにより、プライバシー確保と室内の明るさを両立させることができます。
侵入者の抑止効果
防犯面でも、目隠しフィルムは大きな役割を果たします。外から内部が見えにくいため、不審者にとって侵入のリスクや難易度が高まります。例えば、窓からの侵入を試みる犯罪者にとって、室内の様子が確認できないことは心理的なハードルとなります。特に、空き巣被害や泥棒対策には非常に効果的です。
断熱・遮熱効果
目隠しフィルムは、室内の温度調整にも寄与します。
ミラータイプのフィルムは、ミラー効果により室内に入り込む日射熱を反射させることで、冷暖房の効率が向上します。断熱タイプのミラーフィルムは、夏場は外からの熱の侵入を防ぎ、室内の温度上昇を抑制します。冬場は室内の暖気が外へ逃げるのを防ぎ、暖房効果を高めます。これにより、エアコンや暖房器具の使用頻度が低下し、省エネに貢献します。
結果として、電力消費を抑えエネルギーコストの削減につながる上、快適な室内環境を維持できます。特に、窓の大きい部屋や日差しの強い場所では、断熱・遮熱フィルムの効果を最大化することで、快適さと省エネの両立が実現します。
紫外線によるダメージ軽減
UV99%カットにより、室内の家具やカーテン、床材などの紫外線によるダメージを軽減できます。
紫外線は、長期間にわたり室内の色あせ、劣化の原因となります。大切な家具や貴重品を紫外線から守るだけでなく、肌の保護にも役立ちます。室内にいても紫外線を遮断できるため、日焼けや肌のダメージを防げます。
一般的にフィルムの耐用年数は10年(室内貼り)と言われており、その間はUVカット効果が持続します。適切なフィルムを選び、定期的な検査とメンテナンスを行うことで、効果的に室内環境を守ることが可能です。
盗難防止におすすめ!外から室内が見えないミラーフィルムを施工
今回施工したフィルム
グラフィル RSP15EX (外貼り専用フィルム)
【性能一覧】
・目隠し(防犯)対策
・遮熱効果
・飛散防止
・UV99%カット
施工の様子
実際の施工前後の写真になります。
【外観】
通常は内貼りが基本なのですが、こちらは下側のガラスが型板(凹凸)ガラスのため、上下とも外貼用のフィルムを施工させていただきました。
型板ガラスに施工できないわけではありませんが、型板用フィルムは金額も高く、原則として張り替えができないため、その場合、弊社では外貼り用のフィルムをおすすめしています。
外貼りフィルムは、型板用フィルムより安く、熱割れのリスクが少ないメリットがあります。しかし、デメリットとして内貼りフィルムの耐用年数(約10年)に比べて5〜6年と短くなります。
【室内側】
少しお部屋は暗くなりますが、「外からは見えない、室内からは見れる」これがミラーフィルムの最大の特徴です。
UVカット機能、眩しさも軽減できるため、西側の窓におすすめです。
ミラーフィルムを貼るメリットとデメリット
ミラータイプのフィルムを貼るメリット
・遮熱効果
フィルム層の金属膜が日射を反射することで窓から室内に入り込む日射熱を遮ることができます。窓際温度でマイナス5℃以上も下げることができるため、エアコンの節電・省エネに繋がります。
・目隠し対策(プライバシー)
金属膜が日射を反射することで、ミラー効果により日中は室内が見えにくくなります。
ミラー効果の強い(濃い)ものほど室内が見えにくくなり、防犯対策に有効です。
・眩しさ軽減
ミラー効果の強いフィルムは、強い日差しや西日による眩しさを軽減します。
ミラーの種類によって色の濃さやミラーの強弱も選ぶことができます。
・飛散防止
地震や衝突などでガラスが割れた際の破片の飛散を防ぎ、安全性を高めます。
・紫外線UV99%カット
紫外線を99%カットし、紫外線による家具の色褪せや肌へのダメージを軽減します。
ミラーフィルムを選ぶときの注意点(デメリット)
・ミラーの強いフィルムほど部屋が暗くなりやすい
目隠し対策で東や北側にミラー効果の強いフィルムを貼ると部屋が暗くなる可能性がありますので、事前にサンプルなどで確認する必要があります。
・夜間は室内が見えやすくなる
ミラータイプのフィルムは光の反射を利用して視線を遮る仕組みです。そのため、夜間はミラー効果がなくなり、室内の様子が見える状態になるため、カーテンやブラインドなどで対策する必要があります。
ミラーフィルムの施工でお困りなら当店にお任せください
ミラータイプのフィルムは、方角や室内の明るさ、目的によって効果が異なります。
「思っていたイメージと違う」
「部屋が暗くなった」
など、残念な結果にならないようフィルムの選定から施工までプロにご相談しましょう。
お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
国家資格に基づいた確かな施工
弊社では、窓ガラスフィルム施工技能士が受付から施工まで一貫して対応しております。フィルムはメーカーから直仕入れのため、中間マージンが掛からず、適正料金にてご提供しております。
現地調査は無料!体感キットで効果を確認できます
ご不安な方は現地調査にお伺いすることも可能です。
サンプルを持参しますので明るさを確認したり、体感キットやUV測定器で効果を確認できます。
お急ぎの方や概算費用を知りたい方は、下記の内容をお送り頂けましたら概算見積もりを作成いたします!
①窓のサイズ(サッシは含まない)
②ご希望のフィルム
③高所作業の有無
④お住まいの地域
ご依頼はお問い合わせフォーム、お電話にて承ります。
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